ててて、てかっ!!!
この緊急時にキスをしてくんなっての!!
ま、こんな緊急事態を忘れかけていたあたしもどうかと…………。
窓の外を見続けるあたしに、流も溜め息ひとつついて窓の外へ顔を向けた。
その溜め息をつかせたのは、あたし?(しかいない)
何よ何よっ!!!
あたしだって怒ってるんだからねっ?!
“観覧車を乗車中のお客様、誠に申し訳ございません……………”
いきなり車内(?)に放送が流れ、あたしの肩はビックリして思わず跳び跳ねる。
流の方をチラッと見てみると、特に反応することなく、肘を立てて窓の外を見続ける。
気まずい………?
何か、気まずい空気?(今気付いたのか)
流もあんまり喋る方じゃ無いしなー……。
ど…どーすれば……??
「……………あのさ」
「ひっ……?!」

