「あ、出口!!見えてきた!」
海宝は少し先に見える光を見て嬉しそうに言った。
「なにも出てねぇじゃん」
よし。
いつもの俺だ。
我を取り戻し、俺達はお化け屋敷から出た。
「お疲れ様~」
と、呑気にお出迎えってか。
……………ったく。
「ごめん!!全然気付かないで守谷クン引っ張ってた………(汗)」
「平気!この組み合わせしてなかったし、楽しかったよ!!」
謝る姫央を気にしてか気にせずか、笑顔で答える海宝。
「本当に迷惑な奴だな」
俺はからかう目付きでコイツを見る。
「うっさい!!流は冬嘉に迷惑かけなかったの!?」
俺のこと心配するまえにまず自分の事心配しろよ。
「お前こそ守谷に迷惑かけたんじゃん?」
俺がそう言うと、姫央はムスッとした顔。

