「嫌なら離すけど?」
「だ、だめっ………!!!」
暗いからはっきりは見えないけど、意地悪な顔した流が笑った気がした。
そして流はまた前を向いた。
こ、この手を離されたら、あたしはもう駄目です……。
絶対無理だもん。
でも、手はちゃぁんと繋いだままでいてくれた。
ギュゥって強く、あたしの震えを抑えるみたいに。
「…………おい、前見ろ」
「へ??」
珍しく焦った声を出す流。
その声を聞いて前を見たときにはもう……………
「※%#&*@¥$!!!!」
道がなかった。
──THE END──
じゃなぁぁあぁいっ。
終わらない。終わらない。
一瞬、意識が飛びかけたけどっ。
一瞬、走馬灯とか見えたりしたけどっ。
まだ、終わっちゃ駄目!!

