「乗る。大丈夫だから!!」
本当は、想像しただけで今にも震え出しそうだけど、あたしは強がることしか出来ない。
「ふーん。途中で泣いても知らねぇからな」
そう言って、流は先に進んでいた冬嘉と守谷クン達を追う。
泣いても知らねぇって、泣かないしっ!
「荷物は足元に置いて下さい」
係員の人がいろいろ言ってるけど、そんなもの耳に入らない。
「立ち上がらないで下さいね~。それでは、行ってらっしゃーい!!」
乗り物が動き出すと、辺りはさらに暗くなった。
一番前にあたしと流。
その後ろには、冬嘉と守谷クン。
「涼しい~♪」
「気持ちいいな!」
後ろからは楽しげな声が聞こえる。
あたし達はというと。
「「…………。」」
……………無言(泣)

