流はあたしの顔をチラッと見ると、
「行けば分かる」
そう言って、また前を向いた。
行けば分かるって、そりゃそうでしょ!!
誰だって分かるっての!
「これか」
「うん。行こっ」
前を歩く冬嘉と守谷クンの話し声が聞こえ、顔をあげる………と。
「……………。」
もひかひて………?
「…………暗闇を進む海賊船、だって」
流がニヤリと笑って、あたしを見下げる。
うぅぅーー………(泣)
まじかぁぁあ~……。
「やめる?」
「え………でも……」
「守谷達には、2人で行ってきてもらえばいいだろ」
でもなぁー………。
「いきなりパスかよっ!」みたいな空気ヤダ。
空気は出来ることならよみたいし……。

