ニヤリと流が言う。
あ……あぁっ!!!
あたし、今流の考えが分かったかもっ。
冬嘉と守谷クンを寝かせてしまえば、観覧車内で何があったか話さなくてすむしっ!!
「あたし達ここにいるし!!あ、帰る時は起こすから」
流は今にも寝そうな守谷クンを。
あたしは固まる冬嘉を引っ張り部屋に連れていった。
ふふっ。
これでこのまんまお泊まりかな?
「ごゆっくり」
「邪魔はしないから」
にこやかに笑うと、あたし達は部屋を出た。
「「………作戦成功」」
ボソッと呟いたはずなのに、声が二重に聞こえ、流の方を見る。
「「…………。」」
流もおんなじ事を思ったみたいで、あたしを見る。
「……んだよ。お前分かってたんだ?鈍いくせに」
「わ、分かるわよっ!!あれくらい」
に…鈍いについては、言い返せない(泣)
「………あ!!」
「あ?」
「そーいえば、ロマンチックって、なに?」
「…………。(げ)」

