今夜もお前を帰さない。



「どうお詫びをしていいか…」


「もお、いいですよ」


「えっ?」


「実は私も社長の事気になってました」


「入社式の時、挨拶している姿を見てカッコいい人だなぁって思いました」


「そして廊下で偶然ぶつかった時、散らかった紙を一緒に拾って下さったり、その優しさに惹かれました」


「そうだったのか」


「亜紀、こんな俺だが付き合って欲しい」


「はい、こちらこそよろしくお願いします」


泣きそうになりながら返事をした