輝「雪、走ってるとまた--」

転ぶぞ?、と輝が言い終わらないうちに

ドンッ

派手に転んで挙げ句他の人にぶつかってしまった

雪「痛っ!す、すいませ...え...?」

当「ほら言わんこっちゃな...あなたは...!」

輝「どうしたんだ...よ...なんだと...!?」

結「?みんなー?どうしたのー?」

なぜか三人共ぶつかった人を見て固まっている

なんでだろ?そう思って私もぶつかった人を見た

じーっと見てると目が合った

?「っ!?結愛!?あなた結愛よね!?今までどこに居たの!?2年間も行方不明でどこまで心配したと思ってるの!?」

結「え、あ、あの?どちら様でしょうか?」

?「!?ま、さか、覚えてないの!?ならどうして輝君、雪君、当麻君と一緒に居るの!?連絡くらいしなさいよ!?」

私が困惑していると我に返った三人はこう言った

輝「鈴(リン)さん、落ち着いてください!結愛は記憶喪失なんです!」

雪「そうだよ!記憶喪失の結愛が今鈴さんに会うと...!」

当「今は、彼女を...結愛を落ち着かせないと...!」

ズキッ!...!?あ...たま...がっ...!いた...い...!

結「っ!?...痛っ!...だ...れか....!おか...あ...さん...」

バタッ









私は最後に"お母さん"と呟いて意識を手放した