少女は記憶喪失

《結愛視点》
ガチャ
結「部屋、見てきたんだけど...」

なんか見知らぬ制服があったんだよね...
しかもなぜか男子の。

雪「ゆーちゃん!」

当「部屋観察はもういいんですか?」

輝「どうした?なんかあったか?」

結「部屋に男子用の知らない制服があったんだけど...」

雪「僕のだよ!」

結「え!?そうなの!?」

雪「あははっ!冗談に決まってるでしょ~!」

うわ、やられた...

当「雪、結愛をからかうのはほどほどにしてくださいよ」

雪「はーい...」

輝「ああ、あの制服か」

結「輝知ってるの?」

輝「あれ、結愛の制服だぞ」

結「はっ!?私男だったの!?」

輝・雪・当「ブハッ!」

みんなして笑うことないじゃん...

雪「ち、違う違うゆーちゃん女子だよ...アハハッ...」

当「結愛は男装してたんですよ...クスクス...」

輝「結愛モテるから、俺達が無理言って男装させたんだよ...ククク...」

結「私モテないから。というかいつまで笑ってんのよ!」

輝・雪・当「この無自覚め...」

結「なんか言った?」

輝「いや、別に、あの制服どこの学校のか気になるか?」

結「確かにきにな...あっ!あの制服もしかして星空学園のかな!?」

輝が私は星空学園に行ってるって言ってたからね

当「はい、その通りです。さすが結愛、どこかの誰かさんとは大違い」

当麻がチラッと雪を見た

雪「僕が馬鹿って言いたいの!?ふーんだ!どうせ僕は馬鹿ですよーだ!」

結「あーもう、二人とも仲良くしよ?ね?」

輝「そうだぞ。結愛争奪戦争は後でするぞ」

結「何それ?ていうか、話ずれてる。ところで学校いつから始まるの?」

雪「明日からだよ!」

結「マジで!?私星空学園でどんな性格だった?」

当「優しい性格でしたよ。まあ、ほんとはそんなキャラじゃありませんけど」

へえーそうなんだ...
あーなんかいろんなこと一気にありすぎて疲れちゃったなぁ...

輝「結愛、今日は疲れただろ?体休めたらどうだ?」

結「え、なんで疲れてるって分かったの!?」

輝「何となくだ」

雪「そーだね!ゆーちゃん疲れたでしょ?」

当「詳しいことは、学園に着いてから言いますから」

結「みんなありがと!今日は休ませてもらうね」

そう言って私は部屋に向かった

ガチャ

部屋に着いた

ふわぁ...

おやすみ