「何組!?何組!?」
私は興奮ぎみに聞く。
「7組!なんか微妙だな~。まぁ、クラスの番号に微妙も何もねぇけど。」
「いいじゃん、ラッキーセブンの7だよ!」
「紬の考え方っていっつもポジティブだよね、俺羨ましいよ。」
「そう?何事もポジティブに考えた方が楽しいよ?」
「むぎちゃんの言うこと、一理あるね。」
「でしょう?だからみんな、何事もポジティブに考えよー!」
私は一人拳を突き上げた。
「おー!!」
それに乗ってくれたのは、笑実ちゃんだけだった。
「あれ、どーしてひろも柊斗も乗ってくれないの?もしかして反論?かかってこい!」
私が身構えると
「そんなんじゃねーよ。なぁ、柊斗?」
「あぁ、大翔。ただちょっと…恥ずかしかっただけだよ。」
二人は、こんなことを言った。
「恥ずかしかった??
………考えてみれば、今ここにいるのは、私たちだけじゃないんだった…!」
私は二人の言葉で、慌てて周りを見渡すと、
教室へ行こうとしている生徒にクスクス笑われて、
大きな段ボールを抱えた、生徒会っぽい先輩にも笑われて、
私は一気に恥ずかしくなった。
「む、むぎちゃん…!やっちゃったことはやっちゃったことだから!」
「そ、そうだね、笑実ちゃん!笑実ちゃん、乗ってくれてありがとう!
乗ってくれてなかったら、私今頃きっと穴掘って穴に入ってると思う。」
「ぷっ!何それ面白い!やっぱりむぎちゃんは天然だね。」
「天然じゃないよ!!」
「おい、むぎ、笑実。いつまでそこに突っ立ってんだ?」
「教室行こう?」
見れば、ひろと柊斗はもう随分前を歩いていた。
「「あっ、待ってよー!!」」
私たちは二人の背中を追いかけた。

