幼馴染みでも、少女マンガのように上手くはいかない ╮( ´-ω-`)╭




高校着いたー!!


「今日からここに通うんだ……!!」


なんだか感動して、校舎を見つめる。


「むぎ?何してんの?」


「いや、3年間お世話になりますって、心の中で呟いてたの。」


「校舎に挨拶か。むぎらしいな(笑)じゃ、俺も。」


ひろはそう言って校舎にお辞儀した。

こうやって人の行動を馬鹿にしないの、ひろの良いところだ!


と思ってると


「むぎちゃーーん!!」


後ろから


━━タッタッタッタッ


と駆けてくる足音が聞こえた。


この声は!


ガバッと抱きつかれて


「むぎちゃんおはよう!ちょっとでも会えなくて寂しかった~。」


「わあっ!…ふふふ、私もだよ~~!その声は笑実ちゃんだね~!」


私は後ろを振り返らず、そう言った。


「あったりー!♪

 あ、おはよう、大翔。」


笑実ちゃんは私の横に並んで、
たった今見つけたみたいな感じでひろに挨拶した。


「おーおはよ。何だよ、この扱いの違いは。」


ひろは慣れてるのか苦笑ぎみだ。


「あら?気のせいじゃないかしら?ね、むぎちゃん?」


「え?あ、うん?」


私は急に話を振られて思わず頷いてしまった。


「こんなとこで突っ立ってると、邪魔になっちゃうよ?」


また聞き覚えのある声がした。


「「「柊斗!」」」


私たちは柊斗の名前を呼んでハモった。


「お、おぅ。おはよ、大翔、紬、笑実。」


私たちの勢いがすごかったのか柊斗は少し戸惑いぎみに返事をした。