「ひろー!!!」 私はひろに向かって叫んだ。 「むぎ!よっ。」 ひろとひろのお母さんは、振り返って、ひろは片手をあげてくれた。 「あら絢音(あやね)~!紬ちゃん!おはよう!」 お母さんと私はひろたちのもとへ駆け寄る。 「おはようございます!ひろのお母さん!」 「おはよう!佳奈、大翔くん!」 「おはよーございます。」 自然とひろと私、その後ろをひろのお母さんとお母さんが並ぶ形になった。