十月桜

綺麗なピンク色の花びらが風と共に散ってくる。

その花びらが散ってくる方を振り返ると、塀の上にフードを被った男の子がいた。



だれ?

逆光で顔が見えない。


「え、えっと……そんな所にいたら危ないですよ?」


その塀は結構高いので落ちて怪我でもしたら大変だ。


すると、男の子は塀から飛び降りると軽快に着地した。