男の子が喋ったのと同時に強めの風が吹き、最後の言葉が聞き取れなかった。
「すいません、覚えてるの後……聞こえなかったんですけど……」
「何でもないよ。それじゃあ俺は行くよ」
あ……せっかく覚えてくれてたのに、行っちゃう。
でも、何話せば……。
もう一度会えたのに……もう会えないかもしれない。
「あの!あなたの名前、教えてください!」
声を振り絞って、大きな声で。
「すいません、覚えてるの後……聞こえなかったんですけど……」
「何でもないよ。それじゃあ俺は行くよ」
あ……せっかく覚えてくれてたのに、行っちゃう。
でも、何話せば……。
もう一度会えたのに……もう会えないかもしれない。
「あの!あなたの名前、教えてください!」
声を振り絞って、大きな声で。

