そう決めていたのに、あの面接会場へ行くと空気が一変していた。

気持ちに負けてしまうほどの圧力を感じる。

事前に考えてきた言葉は頭から抜けて、私は思ったことをはっきり言っていた。

私が言ったのは、この会社には最初受けるつもりなんてなかったけど、関心を持っている仕事内容であったため受けましたと。

最初受けるつもりなんてなかった。

そもそも、あまり関心はなかっだのではないかと会社側に印象がついてしまった。

関心があって、受けた会社に失礼なことを言ってしまったのだ。

面接官の目はギロッと睨むような目をしていた。

そんな甘くないぞと言っているように感じた。

本当のことを言うのではなかったと思い、反省していたのだ。

 そんなことよりも、私は最終面接に残った。

 それだけで、私は希望を持ってた気がした。