ガチャとドアを開けると、微妙に埃っぽい匂いがした。
ちらっと古本の棚を見ると
近代文学、漫画、学術書、写真集、小説等のある特定のテ―マに沿ってそろえていた。
様々なニ―ズで揃えられていて、価値のある本もあるように見えた。
本がたくさん並べてあり、会計スペースや自由に本が読めるようにテーブルがいくつかあった。
店の中は綺麗に本が並べられていて、ネコの写真がいくつか壁に貼られていた。
まさに古本屋であった。
「入って。ピヨはおとなしくこれ食べてな」
彼がポケットに持っていたと思われるえさをピヨに食べさせていた。
「陽琉さんは、そこに座って、待ってて」

