俺様男子に捕まりました


すると、聞こえてきたのは、



「......は?」



という、何ともマヌケな月島の声。




「お前、わかってたのかよ......。マジで忘れられてるかと思って焦ったんだけど...。」



「ほんと、ごめんなさい...。」



「許さねー。」



がーん......



「月島、ほんとにごめんって!許してっ、っんぅ!」



必死に謝ろうとしたら、キスされてた。




軽いキスだと思ってたのに、どんどん深くなってく。




「つきっしまっ...!ちょっ...んっ、ふぁっ......」




やっと離してもらったと思ったら、




「お前からキスしてくれたら許す。」




なんてことを言うこの男。




「.........///」




自分からキスなんて。すごい恥ずかしい。恥ずかしいけど......っ!




「......わかった。するから、目瞑ってっ?」




「へえー、素直じゃん。はい、早く。」




目を閉じて待ってる月島。




......っええーいっ!!




「だ、だいすきだよっ!」




ちゅっ!




一瞬。でも、ちゃんと。




月島の唇に私のを押し付けた。