月島、月島。 助けに来てくれた。 下駄箱まできたところで、月島は急に振り返って私を抱きしめた。 「お前さ......ほんとバカ。他の奴に触らせてんじゃねーよ。お前は俺のだろ。」 そう言われた瞬間、涙が止まらなくなった。 「......月島ぁ、、っごめんねっ。わたし、私っ、素直になれなくて、ごめんねっ、ほんとは、今日が月島の誕生日だってわかってたっ、おめでとうって言いたかったの、、」 ぼろぼろ涙を流しながらしがみつく私。