結局教室に辿り着いたのは、それから15分後。青年の気さくな性格が色々な人に話しかけることを可能にした。
どうやらプレートに書いてあった4ケタの数字は、千の位が校舎の棟の番号、百の位が階数、十の位と一の位が、その階にある教室に順番に番号を振っていった物らしい。
……なんとも分かりづらい。
新入生は、自分のクラスを確認した後に横に貼ってある表を見て、クラスと4ケタ数字を照らし合わせることになっていた。
彩乃と青年は、その横の表を全く見ていなかった、と言う訳だ。。
……2人そろってアホだったのか…
「あ、なあ名前は?なんて言うの?」
15分歩き回って朝から疲れ、げんなりしていたところにさっきの青年が話しかけてきた。
どうやらプレートに書いてあった4ケタの数字は、千の位が校舎の棟の番号、百の位が階数、十の位と一の位が、その階にある教室に順番に番号を振っていった物らしい。
……なんとも分かりづらい。
新入生は、自分のクラスを確認した後に横に貼ってある表を見て、クラスと4ケタ数字を照らし合わせることになっていた。
彩乃と青年は、その横の表を全く見ていなかった、と言う訳だ。。
……2人そろってアホだったのか…
「あ、なあ名前は?なんて言うの?」
15分歩き回って朝から疲れ、げんなりしていたところにさっきの青年が話しかけてきた。


