「ちょ、俺トイレ行ってくるわ」


「いってらー」


適当に返事した。
陸斗が出ていったら

「莉愛、ねぇ莉愛!」


天音が私を小声で呼んだ。


「ん?どーしたの?」


「あの、さ、陸斗くん超かっこよくない?一目惚れしちゃった...。」


私は飲んでたジュースが出そうになるほど驚いた。
まさか天音が陸斗に一目惚れするなんて。。
続けて天音が、


「陸斗くん、てさ、好きな子とか彼女いたり、する?」


照れながら私に聞いてきた。


「彼女はいないよ!好きな子もいないと思う!そんな話聞かないし!」