(行くよ、私。)

シーツをギュッと握りしめて、壁を伝い降りていく。

慎重に。
慎重に。
落ちないように。

シーツは、足りなかった。
あと1メートルくらい。

仕方が無く、『00』は飛び降りた。

地面の砂やら砂利が素足に刺さるようで痛い。

久しぶりに痛いと感じた。

そして、最初に感じた心情とも似ているなぁ、なんて思っていた。