『00』は転がっていた、3年前に使っていたリュックサックを拾った。

(あれから、どうなったんだろ。)

リュックサックから1枚の写真を取り出した。

それは、3年前、居候先で撮った、少年との写真だった。

(今、何してるかな?生きてるかな?)

勿論、相手は生きていた。
しかし、『00』は、自分のことを覚えているか不安だった。

(ほんと、少ない間だったね。)

写真に向かってニコリと微笑んだ。
また、会いたいな、と思った。