「ハアハアハアハア。」

息が上がる。
何も解決されないのに、体力だけが徐々に削られていく。

(駄目だな、私。こんなことも出来ないだなんて。)

何だか、涙が流れてきた。

(こんなことさえ出来ない私って、何なのよ!)

ベッドの脇に置いてある硝子製の電気スタンドを壁に投げつけた。

バリンッと大きな音をたてて、硝子は割れて粉々になった。

「何故なの、私!」

腕に繋がれているコードが、ピンと張る。