「それは無理だわ。だって、あんたはずっと此処で監視されていくの。ずっとよ。あなたは、未完成作なのよ。」

「何を言いたいのだ、『01』!」

「まぁ、自分で考えてみれば。あんたも頭脳はあるんだし。」

「ッ! 」

「じゃあ、せいぜい頑張んなさいよ」と『01』が言い残すと、プツリと切れた。

(嘘だ………何故私は此処にいるのよ。)

手枷に繋がれている鎖を力一杯引っ張ったものの、鎖はびくともしない。

(壊れろ!)

なんて心の中で念じても、壊れっこない。

『00』は、万能ではなかったのだ。