「あなたが、転校生の玲さんね。」

「あ、はい。」

「私があなたのクラスの担任の教師よ。」

「よろしくお願いします。」

「こちらこそ、ね。」

先生は、ニコリと玲に向かって微笑んだ。

鞄から真新しい上履きを取り出して、乱雑に履いた。

そして、先生が歩く後を、駆け足で追いかけた。