「『本当の事』は、言っちゃ駄目だよ。」

(あ………バレてたの?)

「はーい。」

少女(改玲)は、制服と鞄を抱いて部屋へかけていった。

(明日から、沢山の人間に会うんだ……)

少し、不安だった。
でも、少し嬉しかった。



「玲ー!」

「はーい。」