「さぁ、挨拶して。」

ペコリと少女はお辞儀をした。
深々と。

「初めまして。玲です。よろしくお願いします。」

もう一度、ペコリとお辞儀をした。

「こちらこそ、よろしくお願いします。玲ちゃん。」

顔を上げた、その目線の先には、警官そっくりな、少年がいた。

「玲ちゃん、2階の角の部屋を使ってね。」

「有難う御座います。」