「とりあえず……………」

少女は、そこにいた警官に連れて行かれた。(保護された。)

「この子…………捜索願とか、出てないのかな?」

(いくら探したって出て来ないわよ。だって名前が偽名なんだもの。)

(すいませんね。その方が都合が良いのよ。私は。)

「君、本当に親、いないの?」

「うん。」

「君、何歳?」