「………………」

「どうしましょ。」

「撤収。一度、戻ってきなさい。」

「了解。」

プツリと電話を切った『02』は、『01』に向かって頷いた。

「撤収するわよ。」

「え?」

「命令よ。仕方ないわ。撤収しろって言われたのよ。行きましょう。」

「チッ。命令なら、仕方がないわね。」

『01』と『02』は、駅から『03』がいる所までまで戻った。