(見つからないように、何処に逃げれば正解なのかしら。)

ちなみに、『00』と、他3体は、姿形は全く同じ。
だから、見分けるのは簡単だった。

「暑いなぁ。」

リュックサックから、扇子を取り出して、あおいだ。

「やっぱり、夏だもんな。」

一応日陰にいるのだが、やっぱり暑かった。

(このまま、ずっと外にいるのは無理だろぅ。)

少女は、涼しい所を探す事にした。