「優菜〜〜」

わたし本原優菜(motohara yuna)には腐れ縁がいる。


「優菜、無視しないでよ〜」

家が隣同士で、幼稚園から高校までずーーーっと一緒の腐れ縁だ。
おまけにクラスもずーーーっと一緒。

「俺泣いちゃうよ?優菜〜」


中学まで一緒ならまだ分かる。

高校も同じとは何事だ。


「優‥「なにっ!」

「あ〜、やっと話聞いてくれる」