さっき案内されてきた道を辿り、鈴谷を柳に届けて今度こそ帰る支度をしようと部屋に入ると、



「ちょーおちょー。ちょーおーちょー。なーのーはーにとーまーれー...」



安藤さんが鈴谷に今朝歌っていた歌を白い花をツンツンつつきながら歌っていた。


幼稚園卒園後にそんな光景は見たことがなかったから言葉につまる。



「うわっ。薫ちゃん今の聞いてたの。」



「...はい。」