(あ、弁当買ったんだ。)



「あれ?茨木くんお弁当持ってきてたの?」



「ははは...まあ」



「ふ〜ん。ずいぶん可愛いべんとー。彼女いんの〜?」



図星に心臓が大きく跳ね、額や背中に嫌な感じの湿ったさが伝わる。


声が震えるのを抑えて「いないですよー」と返してみた。



「ふーん。」