家に帰った夏鈴。
自分のベットに倒れ込む...
「あ〜。もうっ!なんで私がモヤモヤしてんの」
ブツブツ言いながら頭に白い封筒が浮かぶ...
『冬馬が誰かを好きだなんて知らなかった。』
腐れ縁とは言えずっと一緒にいた、冬馬。
冬馬は昔からその容姿から女子から人気があって、気さくな性格から男子からも好かれていたが私はそんな完璧な冬馬が苦手だった。
私はと言うと平凡にも程があるほどに特に可愛くもないし、頭がいいわけでもないし特技があるわけでもない。
“正反対な幼なじみ”
それが私たちだった。
あくまでも隣の家の同級生。
幼なじみ.....だったはずだった。

