一番星シリーズ~おまけSS

そのまま咥内で暴れまわって、大人のキスが始まる。


このキスは何度してもあたしにはまだついていけなくて、いつも呼吸ができなくなって呼吸困難になりかける。


蒼ちゃんには「鼻で息すればいいだろ?」と言われるけれど、何も考えられなくなるほどの激しいキスをされてしまうから息の仕方にまで気を配ることなんてできなくて。


そもそも、あたしはそんなに器用じゃないし。


今だって、苦しくて苦しくてたまらなくなって、目の前の胸をどんどんっと叩くと、蒼ちゃんはあたしの唇をちゅうっと軽く吸ってから離れていく。