「このまま俺の胸ん中に閉じ込めたいなー」


「……いいよ」


「ん?」


「閉じ込めちゃっていいよ」


「はは、すずには敵わないな」



そう言った蒼ちゃんはぎゅっと抱き締めてきた。


蒼ちゃんの胸から響いてくる規則正しい鼓動の音を聴いているとほっとする。


その上、気持ちだけではなく身体まで繋がることができて、本当に幸せだなって心がほっこりする。



このままずっとずっと蒼ちゃんの傍で蒼ちゃんだけを想っていきたい。




fin.