一番星シリーズ~おまけSS

「脱がしていい?」



その言葉がとても恥ずかしくて、視線をそらしながらこくんと頷く。


ニットワンピだから、蒼ちゃんはあたしに万歳をさせて上着を脱ぐように上からワンピースを引き抜いた。


素肌が露になって頬がかっと熱くなる。



「すず、すっげー綺麗」


「蒼ちゃん」



恥ずかしくて蒼ちゃんの胸に額をぐっと押し付ける。



「だから、煽んなって」



笑いながらそう言った蒼ちゃんは背中に手を回して、ぷちんっとホックを外して胸の締め付けを解放する。



「やっ」



恥ずかしくてずり落ちそうになる下着を押さえるけれど、



「すず、見せて」



蒼ちゃんはそう言ってあたしの両手首を掴んだ。