ほどよく融けたチョコレートを舌と一緒に絡めてくる。
腰をぐいっと引かれ、密着した身体から蒼ちゃんの熱が伝わってきて、あたしの身体もじわりじわりと熱くなっていく。
「蒼ちゃ……」
唇が離れると、至近距離で見つめてくる蒼ちゃんの瞳に捕まる。
どきどきと早鐘を鳴らす鼓動が蒼ちゃんにも伝わってしまいそうで、無意識に距離をおこうと身体を後ろに引くけれど、それは腰に回った蒼ちゃんの手に止められる。
「蒼ちゃ……」
そのまま目の前の胸に額をぐっと押し付けるようにくっつくと、蒼ちゃんの口から息が漏れた。
「すず、煽んなって」
「え」
「俺、止められなくなるよ?」
「蒼ちゃん?」
意味がわからないから顔をあげて蒼ちゃんを見上げる。
そしたらちょっぴり困った顔をしていて。
もしかして……と思う。
腰をぐいっと引かれ、密着した身体から蒼ちゃんの熱が伝わってきて、あたしの身体もじわりじわりと熱くなっていく。
「蒼ちゃ……」
唇が離れると、至近距離で見つめてくる蒼ちゃんの瞳に捕まる。
どきどきと早鐘を鳴らす鼓動が蒼ちゃんにも伝わってしまいそうで、無意識に距離をおこうと身体を後ろに引くけれど、それは腰に回った蒼ちゃんの手に止められる。
「蒼ちゃ……」
そのまま目の前の胸に額をぐっと押し付けるようにくっつくと、蒼ちゃんの口から息が漏れた。
「すず、煽んなって」
「え」
「俺、止められなくなるよ?」
「蒼ちゃん?」
意味がわからないから顔をあげて蒼ちゃんを見上げる。
そしたらちょっぴり困った顔をしていて。
もしかして……と思う。



