一番星シリーズ~おまけSS

一度離れたけれど、視線を合わせるとまた唇を重ねる。


今度は唇に吸い付くようなキスを数回繰り返して、そのまま唇を割って舌を侵入させてきた。


ゆっくりと咥内を堪能し始める優太の舌に、甘い声を漏らしながらも、あたしもそれに応えるように舌を絡ませていく。


頬に添えられていた手がいつの間にかあたしの腰に回っていて、密着するようにぐいっと引き寄せられ、優太とあたしの身体の距離がなくなった。


密着した身体から伝わる熱と、優太から与えられるキスによって身体の芯からじわりじわりとあたためられているお陰で、さっきまで感じていた肌寒さも全くなくなっていて。


そのままあたしも優太の背中に手を回してぎゅっと抱きついた。