「心配なのはわかるけどさ、今は俺といるんだから、俺のことだけ考えてほしいんだけど」
「え」
目の前に座っている舜を見上げると、ちょっぴり不満そうに唇を尖らせていて。
「今日は母親っつーのを忘れて、女でいてくれよ」
「え! お、お、女!?」
この場には相応しくないようなちょっぴり大きめの声が出てしまって、慌てて両手で口を塞ぐ。
そんなあたしに、舜はぷっと吹き出した。
「え」
目の前に座っている舜を見上げると、ちょっぴり不満そうに唇を尖らせていて。
「今日は母親っつーのを忘れて、女でいてくれよ」
「え! お、お、女!?」
この場には相応しくないようなちょっぴり大きめの声が出てしまって、慌てて両手で口を塞ぐ。
そんなあたしに、舜はぷっと吹き出した。



