「ほら」
そう言った蒼ちゃんの口にはポッキーが咥えられていて、あたしの方に向かってピンクの先っぽが向けられている。
「え?」
「すずも食えって」
「……」
咥えた先をあたしの口許に持ってきたということは、そういうことだよね?
漫画や友達との話の中では時々目にするそれ。
ラブラブで羨ましいなぁなんて思っていただけで、実際自分がやるなんて想像したこともなかった。
けれどそれを突きつけられると、急に恥ずかしさが押し寄せてきて頬がじわりじわりと熱くなってくる。
「ほら早く」
蒼ちゃんは、なかなか咥えないあたしの唇にピンクの先を押し付けてきた。
「ちょっ! 蒼ちゃん!」
そう言った蒼ちゃんの口にはポッキーが咥えられていて、あたしの方に向かってピンクの先っぽが向けられている。
「え?」
「すずも食えって」
「……」
咥えた先をあたしの口許に持ってきたということは、そういうことだよね?
漫画や友達との話の中では時々目にするそれ。
ラブラブで羨ましいなぁなんて思っていただけで、実際自分がやるなんて想像したこともなかった。
けれどそれを突きつけられると、急に恥ずかしさが押し寄せてきて頬がじわりじわりと熱くなってくる。
「ほら早く」
蒼ちゃんは、なかなか咥えないあたしの唇にピンクの先を押し付けてきた。
「ちょっ! 蒼ちゃん!」