普段は一度身体を重ねるとそのまま寝てしまうから、こんな風にガツガツした舜は珍しくて。


けれど、もしかしたらいつもは子供たちがいるから我慢しているのかな?


そう思ったら、いつもと違う舜の姿を見てみたいって思うようになって。


あたしもそれに応えるように舜の首を腕を回す。


そして舜と出会ってから六度目のクリスマスを、これまでにはなかった熱くて熱くて熱くて……ただ熱く過ごすことになったのだ。




fin.