「アサヒナさん!今日一緒に帰りたいって...」
「「お断りします。」」
声が綺麗に重なった。
「だよなー?」
なんだか恥ずかしくなって目を背けた。
「ほんとはこれ言いたいんじゃないんだ。一緒に帰りてぇけど今日は...」
「「部活」」
また綺麗に声が重なった。
「ですよね?...」
「お返しです。」
「何それー!」
なんだか、やり取りが幼稚っぽく感じて一ノ瀬君が声を出して笑ったのにつられて思わず、プハッと吹き出してしまった。
すると、 一ノ瀬君はちょっと頬を赤く染めた。
(えっ。熱上がってきたのかな?!)
「だっ大丈夫ッ?!」
たしか、ここに保冷剤が...。
「あの...これ良かったらっ...。」
グっと、手を掴まれて一ノ瀬君の頬に触れた。
「...そーゆうとこ、ずるいよ...。」
「えっ?」
囁くかのような、細い声だったけど確かにそう言った。
(だけど、どういう意味だろ…。)
────わからない。
「あっ!そろそろ行かねぇとごめん!」
「あっ...。」
保冷剤渡したままだ...。
「「お断りします。」」
声が綺麗に重なった。
「だよなー?」
なんだか恥ずかしくなって目を背けた。
「ほんとはこれ言いたいんじゃないんだ。一緒に帰りてぇけど今日は...」
「「部活」」
また綺麗に声が重なった。
「ですよね?...」
「お返しです。」
「何それー!」
なんだか、やり取りが幼稚っぽく感じて一ノ瀬君が声を出して笑ったのにつられて思わず、プハッと吹き出してしまった。
すると、 一ノ瀬君はちょっと頬を赤く染めた。
(えっ。熱上がってきたのかな?!)
「だっ大丈夫ッ?!」
たしか、ここに保冷剤が...。
「あの...これ良かったらっ...。」
グっと、手を掴まれて一ノ瀬君の頬に触れた。
「...そーゆうとこ、ずるいよ...。」
「えっ?」
囁くかのような、細い声だったけど確かにそう言った。
(だけど、どういう意味だろ…。)
────わからない。
「あっ!そろそろ行かねぇとごめん!」
「あっ...。」
保冷剤渡したままだ...。
