はぁ。幸せそうだなくそ。
なんて思いながら、かき氷を食べていたら斜め後ろにちょこちょこと付いてきている彼女。
名取川サンは、自分に視線が向けられてることに気づくと、戸惑った様に視線を揺らがせながらもふんわりと微笑むんだ。
今日はメイクしているのかとても可愛くて、グロスで艶のある唇は、すごく魅力的である。
名前通りの浴衣の柄はとても綺麗で、俺はキラキラとした蝶や花の柄より、落ち着いた古風な感じが好みである。
そして何より彼女に似合っていた。
珍しくアップにされた髪型は新鮮で、橋本サンとお揃いで買ったのであろうか、水色の髪飾りはとても似合っていた。

