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体育祭が終わり、1週間も経たずに襲って来たのは期末テスト。
隣で唸っている唯ちゃんと、図書室でお勉強中である。
「なんでこうなるの〜~! 意味わかんないっ、勉強なんて嫌いだぁ~! 」
「ほらほら、唯ちゃんっ。教科書閉じないでっ! 教えるからさ? ね? 」
図書室だと言うのに少し大きめな声で、ぐちぐちと文句を言う唯ちゃん。
運動神経がいい彼女は勉強が大嫌いなのである。流石に神様はどちらの才能もあげるわけには行かなかったようだ。
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