「へェ? こんな事して、可愛いじゃ〜ん? 」
俺はその場から立ってピアノの蓋を開ければ、そこには猛が書いていた、メモ用紙がキーカバーの上に乗っている。
「あぁ、やめろよ! おめぇには関係ねェ! 別に好きとかじゃねーし! 」
「 『体育祭お疲れ様』ってな? なんでお前この子の名前聞かないんだよ! 知らないんだろ? 」
相変わらず、可愛らしい文通してやがるなコイツ。
純愛過ぎてなんか、本当に焦らすなぁお前ら!って感じだわ。
「 俺だって知りたいけど、俺の名前も聞かれてないし」
俯き気味におかずを口に詰め込んでは飲み込んでいる猛が可愛く見える。
まぁ、見た目可愛いんだけどなコイツ。

