矢野先輩は、唯ちゃん大好きなんだなぁ 。
思えば私はハハッと笑う。
『 ではでは行くぞ〜! よーーーーーい』
――ピーーーーーーー!
100m走と同じく長いホイッスルでスタートを切る。
運動神経が抜群な唯ちゃんは1位で走っていき、封筒を取り、そこから紙切れを取り出す。
その内容を読んでから少し、顔が悩んでいる様子で、その間にも周りの子はドンドン進んでいく。
いつの間にか何人かはゴールを決めている。
そして意を決めたように、放送席もある本部へと走っていく唯ちゃん。
『 おぉ! さぁお代はなんなんでしょーーう!!! ってなんかマイハニーが近くに「うっさい、先輩早く来て! 最下位になる! 」うぇ?!お、わかった 』
放送席でやり取りをした後矢野先輩が、グラウンドへ出ては、唯ちゃんを横抱きにする。

