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体育祭のある7月の第2土曜日まで、3週間と迫り来るこの頃。
学校は活気に溢れ練習に励んでいる時期である。俺は面倒臭いから、適当だけどな。
あれからピアノの彼女とは、変わりなく文通を楽しんでいる。
「 どうだったよ、猛くん! ピアノの彼女は何組でした! 」
昼休み、今日室で俺と昌は席を向かい合わせにしてご飯タイムである。
弁当の俺に対して、昌は菓子パンを頬張る。
昌をの質問に、ぶっきらぼうに〝紅〟と答える。すると、昌はケラケラと笑い始めた。
「んだよ、機嫌悪いのか〜? まぁ同じ組の方が嬉し〜もんな〜? 俺も今猛アタック中の彼女は紅組だったわー」

