「 そっかぁ、桜子も応援団やればいいのに! 絶対似合うよ? 」
「 いやいや、流石にハードルが高すぎて 」
「う〜ん。そっかしょうがないね! 」
その後帰りのチャイムがなり、自然と話は中断された。
そしてHRで無事、玉入れと100m走に決まりなんとかなりそうである。
因みに、私と唯ちゃんは同じ紅組である。
九条サンは何組だろ……。
そんな事を思いながら、いつも通り急ぎ足で音楽室に向かった。
いつも通り音楽室に入ると、メロンパンがピアノの椅子にメモを添えて置いてあった。
『 好きな食べ物メロンパンって言ってたから。俺は白組だった、君は何組?
九条 』
「メロンパン! 覚えててくれてたんだ。 嬉しい、でも九条サン白組なんだ……。残念だなァ 」
メロンパンと、そのメモを見て一喜一憂する。そして私は、いつもの封筒に胸ポケットに入れてあったペンで『 紅組です 』と書き、ピアノの蓋を開け封筒を置き、またゆっくりと閉じる。
そして、いつもの準備室の特等席で彼が来るのを待った 。

