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「おーいっ。桜子〜? 」
文化祭2日目。
昨日あの後、猛先輩に酷い事をしたのと、助けてくれた時かっこいいと思ってしまった。
優しく抱きしめてくれてやっぱりこの人が好きって思ってしまった。
でも、脳裏には彼と野田先生がキスしていた光景が駆け巡り、現実を突きつけてくる。
どうしようもなくなって、家に帰ると大泣きしてしまった。
唯ちゃんは私の事を心配して、色々と連れ回してくれる。
『ふふ、大丈夫だよ? そろそろお腹減ったね~ 』
唯ちゃんの隣を歩きながら、笑いながら言うと唯ちゃんは待ってました! とでも言うような笑顔になる。

